人間は誰かを傷つけないと生きていけないのか

Twitterは人間の欲望とかどろどろした気持ちが如実に顕れるSNSだと思う。ヘイト、マウント、レッテル貼り。そんなことばかりで嫌になる。でも人はそこを避けて通れないような気がする。自分だってそのヘイトやマウント、レッテル貼りに同調することがある。ただ、実際自分がヘイトやマウント、レッテルを貼られる対象になったときに不快を感じて、そのときにようやく今まで自分のしてきた行為に気づく。他人にこのような感情を与えていたのだ、と。

人間は人間自身に苦しみを与える。こういう疲れたときはSNSを離れた方がいいという。確かにそうだが、それは本質的な議論ではない。なぜなら現実社会と向き合っても、現実社会ですらヘイトやマウント、レッテル貼りが行われているからだ。現実にやってるからSNSでもそれが形になるのだ。SNSはログとして形に残るから強い印象をもたらすが、現実だって何ら変わりはない。

ヘイトやマウント、レッテル貼りが行われないように無難に生きていこうかと思うときがある。誰かや何かを好きになったり嫌いになったりしなければ、憎悪の渦に巻き込まれることもない。他人の行動に合わせて自分も行動するようにすれば良い。

でも、無理だ。大きくぶくぶくと育ってしまった自我が嫌だ。こうやって人に言われる前にあらかじめ自己嫌悪する自分も嫌いだ。一般的なことが出来ない自分が嫌いだ。でも一般って何だ。普通って何?普通じゃなきゃダメなのか。

 

病んできたからしばらくネット辞めます。いつものことです。

秋葉原を楽しめる全ての人に憧れる

先日秋葉原に行った。秋葉原を楽しめる人間になりたいと心から思った。

私は秋葉原という街に大変魅力を感じている。そのきっかけが、年末の秋葉原の人々を取り上げた2005年のNHKの番組だ。youtubeに無断転載されているものを見た。無断転載ではあるが、歴史的資料として誰しもが見られるように永遠にネットに残しておくべきとまで思うくらいその動画に感動してしまった。

その番組で取り上げられた人は、ひぐらしの作者の竜騎士07さん、とある一人の青年オタク、パソコンマニア、電子部品店の店長、メイドの5人。このバランスが素晴らしい。秋葉原はオタクの街であるとともに電気街でもある。消費するだけでなく、情報を共有したり作品を発表したりする場所でもある。背景の違う人々が秋葉原に集まる。皆が秋葉原に何かを求め、秋葉原はみんなの居場所として温かく機能している。

憧れる~~~~~~~!!!!!

 

でも、私は先日秋葉原に行ったとき、自分は秋葉原を楽しめる人にはなれないんだと思ってしまった。何かに熱中する人に憧れて、自分が秋葉原に行ったところで、私には何の目的もない。私はオタクではない。オタクになりたいと思ったことは幾度もある。最近はアニメも少しずつ見るようになってきた。でもいわゆる「オタク」にはなれない気がする。こんな気持ちでオタクになるのも、ましてや秋葉原に入ることすら失礼のように感じる。フィギュアとかアクリルスタンドとかいうものに興味がわかず、「推し」という概念もいまいち理解できない。やっぱり二次元の女の子は二次元でしかないという気持ちがわいてきてしまう。

バンド好きの私としては「ぼっち・ざ・ろっく」は受験期から見たかったアニメで、実際めちゃくちゃ良かった。でもいわゆる推し談義をすることは出来ない。感動して、曲も話もめちゃくちゃ良くて、2期があるなら絶対見ると思うが、「推し」なんていないし「推しカプ」なんてもっといない。ストーリーとして俯瞰して見てる、もしくはぼっちちゃんに感情移入して見ていただけで、熱い恋愛感情を個人に向けるような瞬間は私には訪れなかった。みんなそんなに「推し」っているの?

 

自分がズレているのか、周りが若干無理しているのか分からない。そう簡単に「推し」って出来るものなのか。そもそも推しってなんだ。二次元のキャラなんて割と皆似たような姿かたちじゃないのか。個人に対して「推し」という感情をもたらすものは一体何なんだ。どんどん不安になっていく。Vtuber見ていても「この絡み面白い」とか「この人面白い」とかあるけど、それは「推し」なのか、「推しカプ」なのか。もしそうだとしてもフィギュアやアクスタといったグッズを買うまでに至らない。一度買ってしまえば買いたくなるものなのか。自分は所有欲が人より少ないのかもしれない。缶バッジを透明なバッグにぎっしり詰める「痛バッグ」もなかなか理解できない。自分が消費という行動すら起こせない程受け身なのか。私はオタクの街秋葉原を楽しめない。

 

しかし秋葉原はオタクの街なだけではない。電気街でもある。コンデンサとかCPUとかがずらりと並んでる店で「どれがいいかな」みたいなことを自分もやってみたい。ちょっと暗い店内で「これはお宝だ」とか、店員に「どの部品がオススメか」とか言ってみたいのだ。でも出来ない。私には特に作りたいものもない。目的もなく工作する人はいない。何か目的がないとダメだ。

 

話は逸れるが、最近サークルで書いている絵にも何の目的もない。目的のない絵には心がこもらない。もっと自分の気持ちが惹かれる風景であったり印象であったり、一番自分が描きたいものを描こうとしないといけない気がする。

 

秋葉原はただふらふらする場所じゃない。そんな気持ちで行ったところで秋葉原に楽しさは見出せなかった。何か目的を持ちたい。なりたい自分ばかりいて、やりたいことがない。ここ5,6年の課題である。

 

俺の味方は筋肉しかいねぇ

筋肉は裏切らない。
最近筋トレを始めた。というのもお腹の肉が乗っかるようになって早二年、もうそろそろ潮時だろうと。始めてしまおうじゃないの、筋トレを。そう思ってまず買ったのがハンドグリップ。これで握力を鍛えようじゃないのって話。25㎏のやつを100均で買った。え、そんなの男子大学生には余裕じゃないの?って思ったそこのあなた。全然余裕じゃないよねって話。どうして口調がさっきから関暁夫なんだ?
そもそもどうして腹が乗っかってハンドグリップを買ったのか。それは、筋トレのきっかけを作りたかったからだ。普段の生活をしている中でいきなり腹筋を鍛えようなんて思わない。そう思う人は腹筋星に住む腹筋星人くらいのものだ(海はプロテインで出来ている)。でも机の上にハンドグリップを置いておけば、とりあえず握りたくなる。握るのはタダだから。そうして握力鍛えて勢いづいたところに腹筋。プランク5時間。これで私はバキバキ腹筋になれると信じてやまないのだが、どうでしょうかね?
私には痩せる目的がある。それは夏だ。「夏」という概念が私を痩せさせようとする。どういうことかというと、今まで高校時代は夏に制服のワイシャツを着ていて、そこまでデブは気にならなかった。一方、今持ってる夏の私服は大体Tシャツ。そしたらもう、見るからにデブ。通りすがりの人が驚いて開いた口を手で押さえながら「え、豚の生まれ変わりですか?」と聞いてくるに違いない。そんなこと言われた日にはもう「違うブヒー」としか言えなくなる。そして、もし海水浴に行くようなことになったら、もうデブ丸出し。水着に脂肪が乗っかっちゃう。そんな恰好でデブデブ歩いていたら、通りすがりのイカした姉ちゃんが驚いて開いた口を手で押さえながら「え、二足歩行のマンボウですか?」と聞いてくるに違いない。そんなマンボウいねぇよ。
とにかく、私はこの春から夏にかけて痩せて、ガリガリ君ガリガリガリクソンのようにガリガリになろうと思うので応援よろしくお願いします。ガリガリというより、細マッチョだ。俺の唯一の味方である筋肉の存在を忘れていた。

『ぼっち・ざ・ろっく』観ました

アニメというものを今まで全然見てこなかった。見る余裕が無かったわけでもアニメが嫌いなわけでもなくて、ただ単純にアニメを見る習慣がなかった。しかしつい最近アマプラに入った。自分の周りの環境が変わり、今までしてこなかったことをしてみようと思い、アマプラでアニメを見ることにしたのだ。そうしてまず初めに見ることを決めたのが『ぼっち・ざ・ろっく』だった。


これを最初のアニメに選んだ理由はいくつかある。まず、めっちゃ流行ってるので話のタネになると思った。アニメ好きの人は多いけど、そういう人とは今まで話を合わせられなかったから、そういうのを克服しようと思った。次に、自分は純粋にバンドが好きなので他のアニメよりも興味がわいた。最後に、現在自分は下北沢に住んでいて、まさにこのアニメの舞台、これは見ないわけにはいかないと思ったのである。


その前から何かとこのアニメには縁を感じている。何なら見ている最中にも感じている。ぼっちちゃんを見て「おまいは俺か!?」と言いたくなった。それぐらい共感できるし、だからこそぼっちちゃんギター弾けんのまじカッコイイな~と指をくわえて見ていた。自分も大学から軽音やろうとは思っていたけど、何となく気持ちが萎えてしまったのだ。新勧ライブに行けなかったり、新入生が多すぎたり、いきなり合宿という話になって弱気になって行かなかったり。そのうえ楽器禁止の寮に住んでいるギター未経験者の私は、ぼっちちゃんのようにギターを上手に弾けるようにはなれない。憧れがあっても超えられない壁がある。


諦めるのは早いという人もいるかもしれないが、音楽というのはそう甘い世界ではないと思う。自分はバイオリン経験者で部活で管弦楽団に入っていたが、上手い人は上手いし、下手な人は下手だ。もちろん練習をすることでどんどん上手くなっていくけど、上手くなるには絶対に必要な時間量というものがあって、そこは気持ちでどうこうなるものではない。今から大学四年間頑張っても、中学の頃からずっと練習している人には敵わない。それはそれ、で楽しめればいいのだが、自分が思うスタートラインに立てないような気がして嫌になってしまった。現実を突きつけられてしまった。


だから私は、ぼっちとは言いながらもなんだかんだ上手く行ってるぼっちちゃんに憧れる。それは彼女の努力や心の強さあってのものだ。自分も何か頑張らないとなぁ、今からでも何か輝けることがあれば良いのだけれど。

 

 

※ここからはネタバレ注意!最終回のネタも含む

 

 

他にも個人的な縁を感じて楽しめた箇所がいくつかある。まず主題歌の「青春コンプレックス」だが、これは私が以前書いていたブログの記事のタイトルに用いたことがあるフレーズだ。その記事は、中学の頃帰宅部でぼっちだったという内容だが、ぼざろ放送後から若干だけその記事のアクセス数が上がったことを覚えている。後で知って「おまいは俺か!?」である。あと、今下北に住んでいるのだが、つい最近友達と江ノ島にも行ったので、江ノ島回では知ってる景色が広がっていて良かった。あの階段きつかったな。江ノ島エスカーって藤沢ルーザーのもじりだと思って鼻高々してたら普通に江ノ島エスカーって曲もアジカンにあるそうです。恥ずかしい。。。


そして何より最終回。ぼっちちゃんは弦を切ってしまう。
「おまいは俺か!!!!」
高校の文化祭で弦を切ったのは正真正銘私である。それまで楽しく見ていたのにそこで急に辛い記憶がフラッシュバックした。
「ぎゃああああああああ!!!!!」
ぼっちちゃんの焦り方。マジで痛いほどよく分かるし、ぼっちちゃんはどうにかなったけど私の場合はどうにもならなかった(曲が完全に中断した)ので、羨ましい限り(何の羨み?)。

 

そういうのもありながら、普通にこういう青春ものの話好きだったので、めちゃめちゃ楽しめた。個人的にはどうしようもないバンドマンに恋しがちなので、きくりさんに惚れてしまった。いつもニコニコしてるのに開眼するのカッコいい。あと、9話以降のエンディングの揺れるぼっちちゃんとパソコンめちゃ可愛かった。絶対共感してくれる人いるはず。

 

物語としてはこれからまだ続いていきそうな感じだったのでこれは2期を期待してもいいのか?でもあの後どうやって続ければいいのか?私は原作を知らないのでもう続きの話はあるのかもしれない。そう思って今wiki見たらあれよあれよとあらすじがつらつらと書いてあって急いでページ閉じた。やめれ!!!!

原作があるならアニメもあるだろう(楽観)ということでこれから楽しみ。


でも私は割と悲観的な人間なので今後の結束バンドの行く末を、「高校卒業のタイミングで解散とかしちゃうのかなぁ、喧嘩しちゃって、男が入ってきて揉めて、あああああ」と思案してしまう。バンド好きだけどインディーズとか見てると結構解散しちゃうんだよね。ああ人生。ままならないな。


これからどうなっていくのか。今後に期待。

次はリアタイで追える。やったー!

 

p.s.)これでやっと下北沢中にあるぼざろ関連のポスターや書籍から目を背けずに済む。やったー!

 

初投稿

初投稿。とは言ってもブログを始めるのはこれで4,5回目である。初投稿しすぎて回数も定かではない。継続力がない、飽きっぽいと言われたらそれまでだが、どうして私はブログに固執するのか。それはブログという媒体が好きだからだ。

文章というのは誰でも書ける。絵を描いたり曲を作ったりするのはハードルが高い。ある程度の能力が求められる。その点文章は楽だ。みんなそれなりに文章というものは書ける。

そういった手軽な表現方法であるにもかかわらず、文章という媒体は人となりが表れやすい。恥ずかしいほどに。やはり語彙というのは当人の価値観や性格を肉づけるものであり、言葉を表に出すということは自分を丸裸にする、いわばストリップみたいなものなのだ。ブロガーというのはみんな露出狂である。

このブログで目指していきたいことは、どんどん自分自身を露出していこうということ。自分をひた隠しにして上辺だけで書いたようなブログというのは面白みに欠ける。心から思ってないことを書かない。思ったことは書いちゃう。そういう勢いが文章を書く時には必要だ。

面白いもので、うんうん考えて四苦八苦して書き上げた文章は大抵評価されない。一方で筆がノッてスイスイ書いた文章というものは結構面白がられることが多い。書いてる本人が楽しむことが文章を書く上で大切なんだなぁと思う。

 

というわけでこれからブログを始めようと思うが、残念なことに私はひどい飽き性なので更新頻度については期待しないでほしい。まずは書きたいと思ったことを書きたいときに書いていく。また、今までの自分のブログは他人を気にせず書き殴っているものが多かったが、hakakuのブログでは「人に見せられる文章」をひとまず目指していこうと思う。筆の勢いを殺さずに、文章が崩壊しないように、というバランスは難しいと思うが、そこはどうにかなるだろう(ガハハ

ブログとして何を書くかというのは全然決まってない。音楽が好きなのでそういう記事を書くこともあるだろうし、今度primevideoに入会するので映画やアニメも見られるようになるから、それについて書くこともあるだろう。読書感想文もあるだろうか。日記も書くだろうし、ぐるぐると考え事をするのが好きなので、いきなり哲学的な話をするかも。今挙げたこと今後一つも書かなかったらウケるね。

 

あと、大学生になった今、「引きこもりから脱却したい」欲が昂ってきているので、今まで積極的に参加してこなかったブログのグループやランキング(おそらく最近できたやつ)にも参加しようと思う。そんでもってブログ王になっちゃう(?)。

これから色々な記事更新していくと思うので、よろしくお願いします。